なぜ僕たちは多くの教科を学ぶのか
こんばんは! noriです。
今回は なぜ多くの教科を学ぶか について書きます。
授業の際 こんなことを学んで何の役に立つの?? と思ったことはありますか?
僕はよくありました。
歴史を知ってどうなる?? 数学をしてどうなる??
そんなことばかり言ってました。
しかし、夢のために勉強をせざるをえず、私は勉強を始めたのです。
そして様々な知識と出会い、最終的に答えにたどり着いた。
何故多くの教科を学ぶか? それは一つの発見には多くの材料が必要だから。
気付きのきっかけは environment(環境) という単語との出会いだ。
en-viron-ment と単語は分解することが出来る。
en は強調 vironは神 mant 精神
つまり environment の本当の意味は 神の精神、神の意志 なのである。
このことからわかるのは、environment=神の意志=環境=自然 ということであり、
昔の人は自分たちの周りの環境、つまり自然を神の意志と考えていたことがわかる。
このことに気が付くための背景知識は2つある。
アニミズムとは 物には霊が宿っているという考えだ。
大昔から人は山や太陽と言った自然を神として信仰した。
たとえば天照大神(アマテラス)は太陽の神だ。
雨ごいもその一種である。
幼少の頃、雷が鳴るとおなかを隠せとよく言われなかっただろうか?
これは自然を神と見なしているからこそである。
environment=自然=神の意志 となる理由だ。
次は 産業革命 である。
産業革命は神という存在が消える契機となった。
蒸気機関が台頭し、人力では無くなった。
産業の発達は化学の発達を意味する。
化学の発達は、今まで人が神と考えていた物の本当の姿を暴いた。
神の怒りであった雷は プラスとマイナスで考えられた。
アマテラスとしての太陽は燃える巨大な岩と見なされるようになった。
それだけではない。
雷は人に電気としてコントロールされるようになった。電球の発明だ。
産業革命による化学の発達により、神は死んだ。
自然は人間の下に置かれるようになった。
今の私たちにはenvironmentという単語は、環境という意味しかない。
神の意志という意味は歴史の流れに飲み込まれたのである。
話を整理する。
神の意志=自然=environment となった理由は、
昔の人は自然を神と考えたから。
environmentに自然、環境という意味しか無いようになったのは
産業革命による化学の発展により、神という概念が人々の中で薄れたためである。
このことに気が付くためには多くの知識が必要ではないだろうか??
アニミズムは 日本史
産業革命は 世界史
人々の考え方の変化は 倫理、現代文
単語は 英語
学んだことを論理的に組み合わせ答えを導くのは 数学
雷が電気ということは常識ではあるが 理科 である。
たったこれだけのことに気づくためにもこれほどの知識が必要なのである。
これから新たに発明していこうと思えば、より広く、深い知識が必要であろう。
私たちが多くの教科を学ぶ理由。
それは過去を踏襲し未来を創るためだ。
グローバル化、地球温暖化、少子高齢化、、、多くの問題が存在している。
これらの問題を多角的な面から見つめ、解決策を出す必要がある。
そのためにも私たちは学ばなければならない。
より多くのことを学び、より良い未来を創ろう。